

| 適した粒度 | ||
|---|---|---|
| 刃が欠けた | 切れ味が落ちた | さらに切れ味を追求したい |
| 荒砥石 #120~#400 |
中砥石 #600~#1500 |
仕上砥石 #2000~#10000 |
刃物を研ぐ際には事前準備が必要です。
大きな手間はありませんが、安全に作業するために、絶対に欠かすことはできません。
砥石を水に浸します。砥石にある微細な気孔に、水を浸透させます。(目安は3分程度ですが、砥石によっては水に浸す時間が異なる場合があります。箱面などに使用用途が記載されている場合は、そちらを準拠してください。)
砥石台をお使い頂くか、濡らした布きんの上に置くなどして、しっかりと固定します。研いでいる最中に砥石がグラグラ動いてしまうと、とても危険です。
砥石にたいして包丁を45度位に置き刃を手前に向け刃先の方から研いでください。
研いでゆき、全体に「カエリ」(刃先に出る金属の薄いまくれ)が出るまで研いでください。
両刃の場合は、包丁を裏返して、同じ様に(1-2-3-4)と研いでください。
最後に包丁をねかせて根元(アゴ)から刃先の方向に数回軽くこすり、「カエリ」を取れば出来上がりです。よくすすいでから陰干しし、完全に水気が飛んだら、暗所に保管しましょう。
砥石の凹みを修正する〈面直し砥石〉(別売品)で平らに修正してください。または、平らな面に粗目の耐水ペーパー(または布ペーパー)を固定して、 水を注ぎながら(布ペーパーは水なしで)砥石の表面を平らに修正してください。
砥石を長時間水に浸けたままにしないでください。